あじさいはまだまだでもセッコクが見られた、そして餅つきも楽しかった金比羅山ハイキング

 

実施日:2018年6月3日

 8:14に武蔵五日市駅に着いた。外に出て準備をすると横でクラブツーリズムが参加者を受け付けていた。全部で20人ほどいたのではないか。浅間嶺だろうか。後でバスなのだろう、誘導していった。ポカリを買った。8:34の電車でスタッフも来て、参加者も次々に来て、次の電車で全員そろった。9時ちょうどにわたしが先頭で出発した。適当に説明しながら進んだ。30分でゲート、服装調節。次にベンチで休憩。テイカカズラがまだ見られた。次々にハイカーが登っていく。山頂直下の休憩所で20分休憩の予定だったが、10分で十分だった。天気がいいと評判のいい場所だ。琴平神社でもトイレ休憩。

 

南沢さんちの見事なセッコク、かろうじて見ることができた。

 セッコクを堪能したら、お休み処「松葉」に向かう。暑い日陽射しの中を歩く。ところどころにトーテムポールのような可愛いZIZIが迎えてくれる。真光寺があって向かいに広い駐車場とトイレがある。もう少し行くと旧深沢家がある。ここの土蔵から「五日市憲法」の草案が見つかって大騒ぎとなったそうだ。松葉に庭に着くと国木田さんが女将さんと一緒に餅つきの準備をされていた。蒸すためのカマドは手作りだ。薪を燃やすのだ。ビールで少し喉をうるおして早速餅つき体制に入った。餅つきがお好きで上手な方もいれば、初めてついて見たいという方もいた。みんなで交代でついた。つき終わったら、餅、けんちん汁、漬物等で昼食となった。

全員、交代で餅をついた。ずいぶん慣れた方もいれば初めての方もいた。

金比羅山から深沢山の家に向かって下る、アジサイ山はもうすぐだ。

 金比羅山を下るとすぐに大岩がある。ここから三内皮沿いの車道までずっと下りだ。少し下って、南沢林道と星竹林道の合流点まで花を見ながら歩く。合流点を左に行けば瀬音の湯だ。右に曲がるとすぐに林道から右に外れて「あじさい山」と書いた道標がある。金比羅山は初心者コースなのだが、実は、ここからあじさい山までは少々急な階段の多い山道となる。とはいっても30分ほどで「南沢あじさい山」に入る。南沢とついているのは、南沢のジイチャンが50年かけてあじさいを自分の山に植えたからだそうだ。今年87歳の誕生日を祝ったそうだ。南沢山は全山あじさいで埋め尽くされている。あじさいを味わいつくして着いたところに南沢さん宅があり、公共のトイレがあって、そして見事なセッコクが出迎えてくれる。

松葉の女将が準備してくれた蒸し器。手作りのカマドで薪を燃やす、普段は味わえない体験だ。

 昼食も終わってみんなで後片づけをして松葉を後にした。この日はみなさん、小さな森の美術館はパスとおっしゃる。で、五日市までの約4kmをぶらぶら主に樹木の観察をしながら歩いた。樹木の果実が目の高さにあって観察するのに都合がいいのだ。約1時間の観察会も終わって武蔵五日市駅に着いた。

 

参加者:11名

幹事:稲葉(報告)

スタッフ:廣川、国木田(応援)