氷の華「シモバシラ」を楽しむ御岳山初詣ハイキング 1月12日実施

参加者17名で実施しました。御嶽駅から滝本駅までバスで行き、ケーブルカーに乗って御岳山駅まで上りました。氷点下5℃の御岳平で開会式を行い御岳山に登りました。天気が良く御岳平から、東京都心の高層ビル、筑波山、遠く日光連山が眺望できました。屋根の葺き替え工事が終わって奇麗な屋根になった御師住宅(馬場家)裏でカメバヒキオコシの茎にできたシモバシラを観察しました。御岳山頂に立つ武蔵御嶽神社に参拝し、にこにこ会ハイキングの安全を祈願し、登頂記念写真を撮影。下りは大楢峠を通って奥多摩駅まで歩き、奥多摩ビジターセンターにゴールしました。ゴール後、希望者はそば処「おく」で新年会を行い、手打ちそばを賞味しました。 

 

行程

・集合:御嶽駅9時05分、バスとケーブルカー  

    乗車9時43分

・御岳平:9時50分、開会式、挨拶、体操

・御師住宅裏:シモバシラ観察

・御岳山(武蔵御嶽神社):参拝、安全祈願

    登頂記念写真

・大楢峠:13時、休憩

・ゴール:奥多摩ビジターセンター14時30分

・新年会:そば処「おく」

 

山の霊気を吸って山の神にご挨拶(準備体操)
山の霊気を吸って山の神にご挨拶(準備体操)

トピックス

・御嶽駅の朝の気温は氷点下6度、シモバシラは期待できるが、御岳山頂はかなり気温が低そう

・快晴の御岳平からは東京都心の高層ビルや筑波山、遠く日光連山も見える

・ロウバイの蕾が膨らみ、2つ3つ咲き始めた花が寒さにふるえている

・御師住宅馬場家の屋根の葺き替えが終了し、茅葺と檜皮葺の屋根が真新しい

・朝日を浴びて新しい注連縄の神代ケヤキが神々しくそびえたつ

踏みつけられて哀しい顔の邪鬼
踏みつけられて哀しい顔の邪鬼

・大楢峠には名前の由来となった大楢(ミズナラの大木)が倒れている、その姿は太古の恐竜

・明るい尾根道を快適に歩く、ツルリンドウが赤い実と寒くて開花できなかった蕾を着けている

・間伐して明るくなったヒノキの人工林で、間伐の必要性、効果と間伐材がそのま林内に放置されている、日本の林業の課題を説明する

・14時30分過ぎに、ゴールの奥多摩ビジターセンターに到着

・整理体操を行い、安全の確認と参加者の感想を聞いて解散

・希望者をそば処「おく」に案内して新年会、ビールで乾杯して手打ちそばを賞味

屋根の改修が終わった馬場家
屋根の改修が終わった馬場家

・氷柱が出来ている手水場で清め、参道の階段に閉じ込められた邪鬼を踏んで本殿に上る

・拝殿前で参拝し、安全を祈願

・本殿裏に回り、奥の院遥拝所からピラミッド型の奥の院を拝む

・拝殿の前で班別に登頂記念写真を撮り、宝物殿の前でトイレ休憩

・下りの道は谷側の路肩が崩れている処、山側からの落石がある処を慎重に歩く

・陽だまりの処で昼食休憩、気温が低いため長く休むと体が冷えるので15分に短縮

そば処「おく」のお薦めメニュー:田舎セイロ
そば処「おく」のお薦めメニュー:田舎セイロ

花と景色の写真

上段:注連縄が新しい神代ケヤキ、凍り付いた谷の水、間伐されたヒノキ林、下段:地面のシモバシラ、氷の華シモバシラ

ハイキングの写真

上段:ケーブルカー御嶽号、シモバシラを観察、中段:閉じ込められた階段から脱出を図る邪鬼、牙を剥いた邪鬼、下段:岩場を慎重に下る、ツルリンドウを探す

登頂記念写真

上段:チーム青、チーム青拝殿前、チーム白、下段:チーム白拝殿前、チーム白大楢峠    〔20180116制作〕

 


「古の江戸を守りし大神に無事を感謝し安全祈る」    (武蔵御嶽神社山門)
「古の江戸を守りし大神に無事を感謝し安全祈る」    (武蔵御嶽神社山門)

「御岳山初詣ハイキング」下見

 12月22日にスタッフ4名で実施しました。

 御嶽駅に早めに着き、受付場所及び登山届の投函箱の位置を確認。バスもケーブルカーもがらがら。御岳山駅前の開会式予定場所で打合せ。ビジターセンターの情報では「シモバシラ」が観察できる場所が4箇所。御師住宅裏の観察ポイントで写真を撮ってから武蔵御嶽神社へ。ハイキングの安全を祈願して大楢峠に向かう。急坂は無く快適に歩けるが、途中谷側の路肩が崩れている処と岩場で急な処あり、参加者への注意喚起が必要。〔H29.12.24〕       報告:槙田

コース確認

・9時22分発のバスも9時43分発のケーブルカーも客が少なく貸し切り状態、当日はケーブルカーの乗車待ち時間にトイレを済ませて貰う

・9時50分御岳山駅に到着、すぐに開会式を行うと、10時から班別にアイスブレーキングを行い出発できる

・御岳ビジターセンターでシモバシラの観察地点の情報を得る、御師住宅裏の他に4カ所ある

・御師住宅の馬場家の茅葺の屋根の改修が終わり、きれいな屋根になった

 

奇麗な円盤状のシモバシラ
奇麗な円盤状のシモバシラ

・大楢峠にはシンボルの大木がデンと横たわっている、悠久の時の流れを感じる

・ツルリンドウの蕾があった、なぜ今頃?

・昨年まであったツクバネが見つからない、切られてしまったか?

・尾根道の下りは明るく快適に歩けるが、山腹の人工林内のじぐざぐ道は暗い

・霊園入口の事務所で1/12にトイレを借りる旨の挨拶する

・ここから舗装道路を奥多摩駅まで歩くのが結構長い、お客様と雑談しハイキングの感想を聞く時間にあてるとよいかも

・奥多摩ビジターセンターに到着、当日はここで班別に体操と安全確認を行い解散する

・そば希望者は「おく」に案内する

 

屋根の改修が終わった馬場家
屋根の改修が終わった馬場家

・御岳山の山頂標識は、御嶽神社の裏側にあり場所が狭いため、班別の登頂写真は拝殿前で撮ることにする

・神社のトイレは奇麗に清掃されている、当日はここのトイレを借りることにする

・神代ケヤキの下は急坂、濡れている場合はスリップ注意を促す

・下山道は、一部谷側が崩れて狭くなっている処、岩が露出していて急な処があるので、参加者には足元注意で歩行して貰う

・シモバシラが三ケ所で観察できた、色々な形の氷の華が楽しめる

 

大楢峠のシンボル
大楢峠のシンボル

下見時の季節の花と景色

上段:ミヤマシキミの実、雌花、中段:ツルリンドウの実、蕾、フユイチゴ、下段:ケーブルカー御嶽号、武蔵御嶽神社拝殿

氷の芸術

上段:幾重にも襞ができたシモバシラ、割れた茎の周りにできたシモバシラ、中段:貝殻状のシモバシラ、氷の結晶、下段:輪になったシモバシラ、二つのシモバシラが合体?                〔H29.12.30写真追加〕〔H29.12.24制作〕


以下はトップページから移動したものです。    〔20180125移動〕


2018年1月ハイキング

「凛とした山の冷気に包まれて新たな年の安全祈る」(武蔵御嶽神社の本殿)
「凛とした山の冷気に包まれて新たな年の安全祈る」(武蔵御嶽神社の本殿)

氷の花シモバシラを楽しむ

    御岳山初詣ハイキング

1月12日に実施しました。

ケーブルカーで御岳山駅まで上り、御岳山に登りました。途中の御師住宅(馬場家)うらで氷の華シモバシラを楽しみました。御岳山頂に鎮座する武蔵御嶽神社に参拝し、ハイキングの安全を祈願しました。下りはミズナラの大木が横たわる大楢峠を通り奥多摩駅まで歩きました。下山後、希望者はそば処「おく」で新年会を行い手打ちそばを賞味しました。  〔報告:槙田〕

花と景色の写真

上段:御岳平から日光連山を望む、屋根が葺き替えが終わった馬場家住宅、中段:神代ケヤキ、大楢峠の恐竜、小さいシモバシラ 

ハイキングの写真

上段:氷点下5℃の御岳平で開会式、馬場家裏でシモバシラ観察、中段:冬枯れの山道を下る、明るい尾根道を歩く、間伐されたヒノキ林の中を歩く        〔20180118制作〕


「倒れ伏し峠に横たう大楢に過去から未来思いを馳せる」   (大楢峠)
「倒れ伏し峠に横たう大楢に過去から未来思いを馳せる」   (大楢峠)

「御岳山初詣ハイキング」下見

 12月22日に実施しました。

ケーブルカー御岳山駅を10時に出発し、ビジターセンターでシモバシラの情報を確認。屋根の改装が終わった御師住宅裏でシモバシラを観賞、積雪の残りの間に10個位。武蔵御嶽神社に参拝し今年のハイキングの無事故の御礼をした後、大楢峠に向かう。谷側の路肩が崩れたところがあるので、当日参加者に注意を促す。途中3か所でシモバシラを観察。今年は気象条件がよく、色々な姿をした氷の芸術を楽しんだ。そば処「おく」で新年会の予約して手打ちそばで打ち上げ。       報告:槙田