ギンバイソウ、タマガワホトトギスなどを楽しんだ大岳山ハイキング

7月19 日、22日に実施

 猛暑の中のハイキングとなりました。しかし、標高が820mから1267mと高 いことろであり、日影は風もあり、涼しい状況でした。  御岳山駅前広場からスタートしました。御岳神社の第一鳥居(明神鳥居)をくぐ り、正面に、奥の院が見えてきました。東京都で第4位の幹周をもつ 御岳の神代ケヤキを見ながら、御嶽山神社山門に到着しました。

大岳山山頂での集合写真、19日の1班

徳川幕府が江戸城の守護を祈願した大岳神社を右手に見ながら、山頂を目指しまし た。20分位で、山頂に到着しました。  山並みを見ながらの昼食となりました。クリの木が小さな実を付いていました。班 ごとに記念写真をとりました。  楽しい昼食タイムが終わり、下山を開始しました。途中、大岳山避難小屋跡で待機 者と合流しました。  芥場峠を経由し、休憩所のところからロックガーデン方向へ進みました。綾広の滝 が見えてきました。

13日の下見で運良く一輪だけ咲いていたタマガワホトトギス

 次に長尾平を目指し、標高差90mを登り到着。少し休憩をとりました。御師の家 馬場家を外から見学し、ゴールであります御岳山駅前広場に到着。多くのお客様が アイスクリームを召し上がられていたました。ケーブル、バスを乗り継ぎ、御嶽駅に 到着、解散。上は天国、下は地獄の様な暑さでした。 

 

参加者:両日で30名

スタッフ:久保、廣川、稲葉

幹事:久保(報告)

ロックガーデンのウバユリの名所、葉っぱがまだあった。

約1年がかりの修復を終えた馬場家、一度は泊まってみたいものだ(宿泊できます)。

その間、御師の家、 お土産屋の前などで、ヒメフウロウ、キョウカノコ、ソバナ、レンゲショウマ、 ミヤマナミキ、オオバギボウシ、ヤブカンゾウ、ヤマユリの花を観察しました。次 に、長尾平から天狗の腰掛け杉を経由し、奥の院口のWCに到着しました。 WC休憩の後、芥場峠を目指しました。タマアジサイの花が迎えてくれました。  次に、廃屋の所で、ストックをしまい、手袋をし、岩場を進み、大岳山避難小屋跡 に到着しました。山頂へ登ることが厳しい参加者には、こちらで 待機して頂きました。

葉っぱの形状も花も変わっているギンバイソウ、ここと浅間嶺がきれいだ。

 綾広の滝は古来より御嶽神社のみそぎの神事が行われた 事から「修行みそぎの滝」とも言われています。こちらで、マイナスイオンを一杯浴 びました。運よく、22日は体験みそぎの 神事を見ることが出来ました。 涼しいロックガーデンを下り、WCのある休憩所で休憩をとりました。 水にぬれた岩に注意しながら川を左右に渡り、タマガワホトトギス、イワタバコ、ギ ンバイソウの花などを観察しながら、天狗岩に到着。天狗の鼻の様に、聳え立つ 岩を観賞。天狗の岩は御岳山の景勝地になっています。又、22日はたまたま、少年 が天狗岩の上へ登って行くのを見ました。勇気ある少年。

天狗岩の上部、これはテングの鼻なのだろうか?

(その他観察できた植物、動物、昆虫など)

植物(付記の無いものは花):ヤマアジサイ、ノリウツギ、クサアジサイ、ミヤマタ ニワタシ、ダイコンソウ、ヤマホタルブクロ、オオバジャノヒゲ、クサノオウ、 キバナアキギリ(葉)、オクモミジハグマ(葉)、トリ カブト(葉)、キツリフネ、ソバナ、クジャクシダ(葉)、クワガタソウ(葉)クリ (小さな実)、 カシワバハグマ(蕾)、ウバユリ、ガクアジサイ、キヌタソウ、ヤエノドクダミ、テ バコモミジガサ(蕾)、サルトリイバラ(葉)

鳥(付記の無いものは姿):ガビチョウ(声)、ヒガラ(声)、ウグイス(声) 昆虫(付記の無いものは姿):エゾハルゼミ(声)、ヨツスジハナカミキリ