富士山と秋の草花を楽しんだ三ツ峠ハイキング
2018年9月7日(金)

 

 

 心配していた雨も殆ど降らず、樹林の中での尾根歩きも若干風が強いものの、心地良い状況でした。半袖で歩かれている参加者もおられました。下山途中の送電鉄塔の開けた所まで来ると天気も回復し、ススキの向こうに、裾野に富士吉田の街並みが広がる、山頂に少し雲のかかった、迫力ある富士山を見ることが出来ました。又、キオン、ヤマハギも咲き、秋を感じました。

木の実も沢山実っていました。ツノハシバミ、ハクウンボク、アブラチャン、サンショウバラ、マユミ、キブシ、ヤマボウシ、サルナシなど。アブラチャン、サンショウバラ、クリなどの台風からプレゼントも地面に落下していました。

 

 三ツ峠登山口バス停からスタートしました。次に三ツ峠登山口駐車場でWCを済ませ、身支度を整え、再び登り始めました。途中、ベンチ他で休憩をとり、約1時間40分で三ツ峠山荘に到着しました。新花の百名山だけあり、沢山の花が咲いていました。又、沢山の果実も実っていました。

 

 送電鉄塔下で休憩しました。天気も回復し、素晴らしい景色が開けていました。感動のあまり、参加者は思い思いに写真をとりました。若い女性のグループ、外国の人も、景色を楽しんでいました。8月に富士山山頂へ登り、富士山を見たかったと言う参加者もおられました。次にロープウエイの乗り場であります富士見台駅を目指しました。途中、天上山で小御嶽神社を見学し、富士見台駅に到着しました。

 ハナイカリが咲き始め、カイフウロ、フジアザミ、ノハラアザミ、タムラソウ、ウメバチソウ、トリカブト、テンニンソウ、ツルニンジン、マツムシソウ、ワレモコウ、フタバハギ、ユウガギク、シモバシラ、ヤマハハコ、トモエシオガマは最盛期、ホソエノアザミ、コウシンヤマハッカ、ホツツジは盛りを過ぎた状態でした。登山道に沢山咲くカイフウロ、トリカブトは登山への元気を与えてくれました。又、可憐なウメバチソウは参加者に安らぎを与えてくれました。参加者各自の三ツ峠の秋の七草を探しながら登山を楽しみました。

 三ツ峠山荘で昼食をとりました。三ツ峠山荘からは生憎の天気で富士山を見ることは出来ませんでした。下見時の富士山の写真で富士山を楽しみました。 次に開運山山頂を目指しました。山頂にて班ごとの記念写真を撮りました。山頂付近にも沢山の花が咲いていました。 その後、山頂直下でWCを済ませて、送電鉄塔を目指しました。途中木無山山頂の横を通りました。保護のため、柵があり、中へ入ることが出来ませんでした。

 小御嶽神社は富士山の五合目にある小御嶽神社と関係のある神社です。富士山の北麓に住む男性の方は冬に富士山へ木こりの仕事に出かけます。木こりの仕事の安全を祈願したのが、富士山五合目の小御嶽神社で、木こりの家族が木こりの安全を祈願するためにつくられたのが天上山の小御嶽神社です。
 富士見台駅からロープウエイに乗り、湖畔駅でおり、歩いて河口湖駅に向かいました。河口湖駅にはほぼ定刻に到着。こちらで全員無事に解散しました。

 参加者: 23名
 スタッフ: 槙田、石川、久保(幹事・報告)